中国では宝くじでギャンブル依存症に

日本と違い、中国では宝くじの売上が激増しています。
そんな中国の宝くじ事情に関する記事があったので、紹介いたします。

売上が増加している理由

中国では、宝くじ以外のギャンブルが禁止されているそうです。
この記事では、人々の収入が増加したからとしています。
米国韓国の不景気だから売上増というよりは、納得できます。

ただ、それだけではないでしょう。実際は、低所得者層の売上が多いし。
中国では、いろいろなクジが開発されていて、高額クジに人気があります。
先日も超高額賞金が出るなど、更に人気が出ているようです。

消費者に受けるクジの開発が大事なんでしょうね。
ただし、国の行う宝くじは、売上が増えればいいってものでもないようで。

ギャンブル依存症が増えている

日本では、患者100万人と言われる「パチンコ」依存症が最大とのこと。
大王製紙の元会長とかの「カジノ」も問題になりましたね。
ただ、今のところ国内では裏カジノのみなので、患者は少ないでしょう。

「公営ギャンブル」の競馬、競輪、競艇、オートがパチンコに続くかな。
「宝くじ」での依存症は、今の日本では、ほとんど聞かないですね。

中国では、他のギャンブルがないので、宝くじに依存するようです。
冒頭の記事では、200万人~300万人が依存症にかかっているようです。
んー、人口が少ない日本のギャンブル依存症患者と同じぐらいか。

冒頭の記事では、何人かの事例が紹介されていました。
月給が2000元なのに、借金までして月に1000元ほどを宝くじに使った人とか。

他の記事では、小学生にまで宝くじが広まっていると書かれていました。
なんでも、小学生の予想屋までいるそう。
日本でもロト6などの予想で商売している人は多いけど、それ以上みたい。

中国では、ギャンブル依存症救助センターの設立が進められているそうです。
日本でカジノが導入されて、ギャンブル依存症が増加しないといいですね。

韓国でも宝くじが売れすぎて問題に

宝くじの売上が増加している韓国では、販売自粛の流れのようです。
とりあえず、今年末まで宝くじの販促活動(広報など)を自制するそうです。

日本では宝くじ活性化検討委員会を立ち上げて、売上増を議論しています。
宝くじのあるべき姿を念頭において、売上の増加を議論してもらいたいです。

また、パチンコ問題やカジノについても、一元的に議論すべきなんでは。

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