宝くじの未換金が増加!今後は更なる増加も

期限内に引き換えられなかった宝くじの当せん金が200億円超だそうです。

平成22年度の時効当せん金は213億円(宝ニュース)

213億円って多いの?少ないの?

平成21年度の時効当選金は201億円で約1.92%でした。
時効当選金の額だと、約6%の増加です。
売上に対する割合は、平成22年度が約2.16%なので、約12%増です。
1割以上増えているので、かなりの増加と言えるのではないでしょうか。

当せん金に対する割合は記載がなかったですが、約4.7%になるかと。
20個に1個ぐらいの割合で未換金になっているのですね。

韓国でも未換金が増とのことですが、当選金の3.4%だそうです。
他の国と比較しても、日本の未換金の割合は多いです。

賞金が100~300円の低額なクジの割合が多いのでしょうがないのかな?

未換金の約23%が200万円以上の当せん金のくじだそうです。
年末ジャンボ(H21)の賞金の約39%が200万円以上の賞金ですが、
オータムジャンボ(H21)は約21%が200万円以上の賞金となってます。

賞金の割合とあまり換わらないので、低額賞金の未換金が特に多いって訳ではなさそうです。

末等しか当たってないから換金しないというより、当たっているかすら確認しない人が多いのかな。

今後はどうなる?

オフィシャルサイトには、
「今後ともあらゆる機会を通じ時効防止のPRに努めていく必要があります。」
と記載されています。

しかし「平成23年度宝くじ事業の見直しについて」では、委託経費の見直しで、
「時効防止の新聞広告等の見直し」、
「日宝協の…時効防止等のキャンペーン…はゼロベースで見直す。」
となっています。

そういえば、時効防止のPRを見かけなくなったかも。
未換金の割合はこれからも増えそうですね。

時効当選金はどうなる?

発売元の各自治体に配分されて、発売元の収入となります。
売上の2%だから、けっこうな額の収入ですね。
お金をかけて未換金のPRをしたくなくなる訳です。

ただ、そんな考えだと、どんどんファンが離れる気が。
今後は、人気回復のため宝くじファンに還元して欲しいものです。

例えば、宝くじの日の外れくじに対するお楽しみ抽選の商品にあてるなら、
今年の20倍ぐらいの商品にすることができるはずです。
下4ケタの1万分の1の確率から下3ケタの1千分の1にして、
さらに下4ケタの1万分の1で2万円ほどの商品を用意できるはず。

あるいは、ビックイベントとして年末ジャンボの賞金拡充にあてても。
そうすると、賞金割合が50%を超えますが、法改正で別枠扱いにして。
昨年は「年忘れラッキー賞」があったけど「換金忘れラッキー賞」ね。

還元してくれるなら、自己責任で時効防止のPRは増やさなくてもいいかな。

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