来年4月から競輪の重賞式が変わる?

総務省で第3回の宝くじ活性化検討会が開催されました。
検討会資料で分かったことを簡単にまとめました。
前回記事の新宝くじについてのアンケートも募集中なので、是非、ご参加を。

チャリロトが来年から変わる?

タイトルにしたのですが、競輪施行者の資料内容を最初に紹介します。
競輪全体の売上は、ピーク時の平成3年度の2兆円弱から、平成22年度は6300億円余りとかなりの勢いで落ちているようです。

H20.4から始まったチャリロトなど重賞式は、更に厳しい売上ですね。
平成22年度は、ビッグドリームの4重勝2車複式が1.67億円だそうです。
チャリロトなどの7重勝単勝式が12.31億円とWIN5の1回の売上程度。
今年度のチャリロトは、更に半減近くになるのでは。

それでか、「平成24年4月から全競輪場において新たな統一的発売(商品名Dokanto!)を開始。」だそうです。
今のDokantoは、ビックドリーム、チャリロト、オッズパークロトがあります。
競輪場ごとにキャリーオーバーがあり、溜まりにくいシステムです。

今後にどう変わるか具体的には記載がなかったですが、かなり気になります。
全体としてはよくなるのでしょうが、個人的には今年度中にチャリロト伊東を当てないと、2億円超のキャリーオーバーをうまくゲットする機会が更に減りそう。

一部事務組合を設立して、キャリーオーバーを統合しそうな感じです。
そして、GIII以上のグレードレースのみ販売になるのかな。
モトロトみたいにキャンセルなしになったら、最悪ですね。

ロト6等のコンビニ販売は?

totoを販売しているローソンからの資料がありました。
現状のtoto販売の説明資料のみで、ロト等を受入可能か不明でした。
議事録がアップされたら、質疑の中で何か分かるかな?

ATM販売みたいに端末操作のみで処理が終わればいいんだけど。
今のコンビニ販売は、レジでチケットを買うのが面倒なんだよね。

totoの経費削減方法

totoに関する現状の説明資料もありました。
平成17年までは、宝くじと同様に金融機関に一括発注だったそうです。
平成18年からは、販売、印刷、広告などを個別に発注になったそうです。
それで、「経費の大幅な節減が図られました。」そうです。
宝くじもみずほ銀行の一括発注の体制を変えないとダメでは?

社団法人東京宝くじ協会の資料

宝くじには、いろんな法人があるんですね。天下りはいるのかな?
ここは、いろんな業者の売り場をとりまとめる法人のようです。

なので、売り場を守るための視点からの意見でしたね。
「コンビニ販売なら、全商品の取扱いと換金業務をすべき」だそうです。
コンビニでスクラッチや普通クジまで扱うのは厳しく、参入するなってことですね。
コンビニは数字選択式の販売のみでいいと思うのですが。

宝くじの魅力向上は、ジャンボの賞金の大型化だそうです。そうかなぁ。
BIGはロトの変形で競合すると言いきっていますが、そこまで断定できるのか?

最後の「当せん金の時効金の消費者への還元について検討を要望」だけは、かなり賛同できます。お願いしますよ。

—– 11/14 追記 —-
総務省のホームページに議事概要がようやくアップされました。

競輪の重勝式については、「来年4月から全競輪場で統一して重勝式商品を販売する予定」としか書いてありませんでした。
キャリーオーバーは統一されて、重賞レースのみの販売かな。
システム的に、ビックドリーム式が採用されればいいけど。

totoBIGは外部の民間事業者からの提案を受けながら開発したそう。
宝くじ事務協議会の役人だけで新しいクジを考えてもダメでしょう。

ローソンは、宝くじ販売について「マルチメディア端末が処理できる形での販売が必須」だそうです。
一般クジの販売なんて無理でしょうね。換金も厳しいでしょう。
(社)東京宝くじ協会の言い分を聞かず、ロト等の販売のみで進んで欲しい。
みずほ銀行以外のATMでも買えると更にいいけど。

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