ロト6等のネット販売検討会が始まったが、いつから実施?

総務省で第1回の宝くじ活性化検討会が本日(10/13)開催されました。
待望のロト6・ミニロト・ナンバーズのネット販売はいつからなのでしょう。

ナンバーズもネット販売へ 宝くじ検討会、年内に提言(47News)

宝くじ活性化検討会って?

数字選択式宝くじをネット販売するためには、法改正が必要です。
法改正するため、有識者のお墨付きを得たことにするための検討会でしょう。
今年中に(ネット販売すべきという)報告書をまとめるそうです。

検討会の構成員は12人で、経済学者、自治体職員、マスコミ関係などです。
東急とか全日空とかぐるなびの人がいましたが、JRA所属の人はいません。
競合相手でネット販売に反対しそうな人は入れなかったのかな。
昨年に開催された「宝くじ問題検討会」の9人とは1人も一致していません。

具体的にこの検討会の委員で何かを創造する訳ではなさそうです。
筋書きが狂うことはなさそうなので、心配する必要はなさそうです。

一応、主な検討課題としては、次の3つが上がっていました。
1.インターネット販売、コンビニ販売のあり方など
2.受託金融機関のあり方など(受託業務の競争性の確保)
3.当せん金倍率のあり方など(宝くじの魅力の向上)

インターネット販売はいつから?

先日のブログで2015年1月の予定を前倒せるか検討中と書きました。
この予定については、前倒しするために動いているのでしょう。

年内に報告書が出て、来年(2012)の通常国会に法改正を提出したいそうです。

それと並行して、ネット販売の受託先について議論されるのかな。
totoは、独立行政法人日本スポーツ振興センターでやってます。
民間企業のみずほ銀行にはならない気がしていますがどうでしょう?
(宝くじのラッキーラインなみじゃぁダメだし。)

そこが決まってから、システム開発して実施となるといつ頃かな?
2013年4月からを狙っている気がするが、2014年になるのかな?

議論を深めて欲しいこと

今回の検討会も、宝くじに関する専門家と言える人はいなそうです。
結局、宝くじを買ったこともない官僚が普及の筋書きを作っていきそう。
インターネット販売は賛成しますが、意見を聞く姿勢を持って欲しいです。

この検討会の会議資料で、宝くじの販売不振の要因を4つ挙げています。
1.平均個人年収の減少
2.販売店の減少
3.魅力ある新商品の不足
4.宝くじからtotoBIGへ顧客シフト

1.の年収とは、近年(H6以降)で見ると相関がなさそうです。
不景気になると宝くじが売れるという意見の反対になってます。
自分たちのコントロール外の原因を一番に挙げる姿勢は反省して欲しい。
ちなみに、被災地では宝くじの売上が増えています。

2.の販売店の減少は、売上が減ったからでしょう?
原因と結果を間違えてはいけません。

3.の魅力ある新商品は、確かに不足しています。
どんどん新商品をだせばいい訳ではないけど、検討して欲しい。

4.のtotoBIGの影響は、たしかにあるでしょう。
ただ、2008年~2010年のtotoBIGは売上がほぼ同じで、宝くじは減少です。
すごく大きな要因という訳ではなさそうなので、勘違いして欲しくないです。
また、totoBIGと宝くじは両方とも発展するように検討すべきです。
totoBIGの真似をしてtotoBIGの顧客を奪うのではなく、totoBIGにない魅力を提供していくべきです。

ところで、宝くじに熱中する国民が増えるのって国としていいことなのかな?

2件のコメントがあります

コメントを残す

CAPTCHA