サッカーくじのtotoはネット販売の比率が高いですし、競輪のチャリロトはネット販売のみとなっています。
携帯やスマートフォン、PCからクジをネットで購入という時代になっています。
しかし、ジャンボ宝くじなどは、一応程度にみずほ銀行ラッキーラインなどでネット購入が可能ですが、ロト6やミニロト、ナンバーズなどは、ネット購入ができません。
今後も変わらないのでしょうか?
ネット販売ができない理由
トトビックやチャリロトがネット販売しているのに、ロト6でしない理由は法的に出来ないからです。
当せん金付証票法で「電磁的記録」が認められていないからだそうです。
トトビックやチャリロトは、ネット販売を前提に法整備してあるので問題ないです。
じゃあ、今の時代にあわせて法改正すればいいのですが、いろいろ大変なようです。
何が大変なのか、ちょっと考えてみました。
1.既存販売店の売上が落ち、小規模店を維持できない。
2.ネット販売分の収益を各自治体に分配しにくい。
3.システム開発費の出費とか、各自治体の足並みを揃えにくい。
1番の小規模店については、宝くじ専売所という形態が厳しいと思います。
時代の流れとして、淘汰されていくのはしょうがないような気がします。
スクラッチやジャンボ宝くじは専売店じゃないと不便な点がありますが、
コンビニでの取り扱いなどで解消できないかなぁ。
ブロッククジなどは売れ残りが多く出たら困るし、難しいでしょうが。
宝くじ売り場で、totoなど以外にもいろいろ売ればいいのかなぁ?
2番については、取り決めだけだからどうにでもなるでしょう。
会員の所在する自治体の収入にすれば、いいような。
3番についても、別に大きな問題じゃない気がします。
ところで、法的にはATM販売はレシートが出るからいいのかな?
それなら会員限定でもコンビニ販売ぐらいは出来るような気もするが。
今後も販売しないのか?
宝くじの売上が落ちているのに危機感があり、2010年3月の時点で、
「5年後の2015年1月に実施」
という方針を全国自治宝くじ事務協議会というところで決めたそうです。
2015年(平成27年)って、ずいぶん先ですよねぇ。
そう思っていたら、昨年の11月頃に前倒しの話しが出てきました。
神奈川知事が宝くじインターネット販売の早期導入を目指す
全国自治宝くじ事務協議会に働きかけるとのことです。
で、ちょっと後ですがその協議会で平成23年度宝くじ事業の見直しが出ています。
全国自治宝くじ事務協議会における平成23年度宝くじ事業の見直しについて(pdf)
「インターネット販売については、早期実施の要望が複数団体からあるため、全国自治宝くじ事務協議会内に検討会を設置し、公平性・安全性等に配慮しながら平成27年1月の予定を前倒せるかどうかについて検討を開始する」
だそうです。
宝くじだけが対象で、ロト6が対象外なんてことはないはずです。
平成23年度に前倒しできるか検討して、、、
なんてやっていたら、あと2~3年は無理そうですね。
気長に待ちますか。
導入される前に、私は何かしらのクジで1億円をゲットしてそうですが。
—- 9/21追記 —-
総務省にインターネット販売の拡大など売り上げアップの方策を検討する有識者委員会を10月上旬に設置することになったそうです。
アメリカ、韓国で売上が伸びている理由をよく考えて欲しいものです。
不景気で売上が伸びるだけなら、なんで日本が伸びていないのかも。
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