宝くじ付き定期預金比較の4つのポイントと預け先

お金を預けると宝くじが定期的にもらえる預金があります。
夏のボーナスの運用先として検討してはいかがでしょうか。
ジャンボ宝くじが貰える定期などの情報を集めました。

宝くじつき定期の比較すべき4つのポイント

ポイント1:金利換算して、不利ではないか?

一番のポイントは、金利が不利ではないかどうかです。
「他の銀行に預け、利子で宝くじを買った方が得だった!」
なんてことにならないように。

宝くじ付き定期預金は、貰える宝くじの枚数を金利換算して比較しましょう。
なお、普通の定期預金の税引き後の金利と比較しましょう。

例えば、あおぞら銀行3年定期0.45%だと、税引き後0.362%だそうです。
同じぐらいの金利なら、宝くじ付き定期は満期時ではなく、毎回もらえるので有利です。

銀行都合の解約条件付き定期は、表面上の金利が高いですが不利な商品です。
不利に見合った金利か判断できない人は、利用しない方がよいですよ。
ステップアップ定期などと銘打った商品にはご注意を。

ポイント2:中途解約の条件は?

普通の定期預金は、中途解約すると金利が悪くなります。
ネットバンクだと利子が高いが、中途解約利率が極端に悪かったりします。

宝くじ付き定期だと宝くじの返却は無理なため、中途解約不可が多いです。
解約予定のない資金だとしても、解約条件は確認しておきましょう。

ポイント3:宝くじの本券の扱いは?

銀行によって、宝くじの本券が郵送されるところと、銀行預かりのところがあります。

銀行預かりの利点は、当せん金が自動的に口座に入ります。
また、9月2日の敗者復活戦の抽せんも銀行がチェックします。
換金忘れもなく、くじの日の抽せんもしてくれて便利です。

欠点は、その銀行の口座に入ることです。
普段使わない銀行なら、数千円ぐらいの当選だと下ろすのが面倒かも。

ポイント4:入出金時の手数料は?

インターネット支店の取扱いが多いので、便利さも要チェック。
いつもの口座から入金するときや、満期後の振込の手数料は?
口座開設前に知っておきたいので、事前に手数料などを確認です。

番外:預け入れ期間と1口の金額

1口の金額が商品により違うので、予算に応じて選択ですね。
期間は3年が多いですが、1年もあります。資金の用途にあわせて。
あとは、来店が必要か、自動継続か、新規資金のみかなどのチェックですね。

宝くじ付き定期預金の種類

スルガ銀行:ジャンボ宝くじ付き定期預金

今までに利用者から9本の1等当せんが出ているそうです。
スルガ銀行ジャンボ宝くじ付き定期預金

定期預金は、3年定期で1口100万円から何種類かあります。
100万円あたり年間10枚のジャンボ宝くじがゲットできます。
金利に単純に換算すると、3000円/100万円で、0.3%です。
その他に利子がつきますが、今だと0.025%のようです。

ジャンボ宝くじ付き個人向け国債というのもあります。
個人向け国債の金利は、どこで購入しても同じです。
どうせ買うなら、貰えるものが多いところがいいですね。
100万円あたり5枚(1500円分)を貰うことができます。
都市銀行などのキャンペーンだと1000円分ぐらいの商品が多い?
証券会社のキャンペーンを探せばもっといいのが見つかるかも。

ジャンボ宝くじ付きの外貨定期預金もあります。
こちらは、金利の他に往復の為替手数料にも要注意です。
内容をよく理解しないとダメな商品です。

その他の銀行

下に記載以外でも北海道銀行や山口銀行、もみじ銀行、愛媛銀行などが時期により販売するようです。
みずほ銀行でもそのうちやるかな?
なお、金利は各自よく確認してください。転記ミスや誤解もありそうです。

京都信用金庫:宝くじ夢定期預金
300万円以上100万円単位の3年定期、300万円当たり年間40枚(12000円相当)
宝くじ分0.4%+金利(現在0.04%)とかなり有利です。
宝くじ券は保護預かりで、敗者復活戦もチェックしてくれます。

大阪市信用金庫:宝くじ付定期預金「夢ジャンボ」
1口100万円の1年定期、100万円当たり年間10枚(3000円相当)
宝くじ分0.3%+金利(現在0.14%)となっています。

香川銀行:宝くじトッピング定期預金
200万円以上100万円単位の3年定期、100万円あたり年間10枚
宝くじ分0.3%+金利(現在0.05%)となっています。

瀬戸信用金庫:宝くじ付き定期「ゆめ紀行」
1口100万円の3年定期、100万円当たり年間10枚(3000円相当)
宝くじ分0.3%+金利(現在0.03%)となっています。

静岡銀行:宝くじ付き定期預金
1口150万円の3年定期、150万円当たり年間15枚(4500円相当)
宝くじ分0.3%+金利(現在0.025%)。

池田泉州銀行:宝くじ付定期預金
1口300万円の3年定期、300万円当たり年間30枚(9000円相当)
宝くじ分0.3%+金利(現在0.02%)となっています。

東日本銀行:ロト6付き定期預金
1口1000万円の2年定期、ロト6分0.1%(年50口)+金利(現在0.2%)。
1口1000万円の3年定期、ロト6分0.06%(年30口)+金利(現在0.3%)。
中途解約条件がよいです。番号選択はどうなってるのかな?
他に、宝くじ付き定期預金もあり。1年定期で0.015%+金利0.15%

京葉銀行:ドリームジャンボ宝くじ付定期預金
窓口限定で1口100万円の3年定期、100万円当たり年5枚(1500円相当)
宝くじ分0.15%+金利(現在0.06%?)となっています。

芝信用金庫:ジャンボ宝くじ付き定期預金
1口100万円の1年定期、100万円当たり年5枚(1500円相当)
宝くじ分0.15%+金利(現在0.08%?)となっています。

この他に、東和銀行旭川信用金庫宮崎銀行などで扱っているようです。

ジャンボ宝くじ付き定期預金以外では

城南信用金庫では、懸賞つき定期預金を募集しています。
公的な宝くじではなく、独自に懸賞を実施するということですね。
募集1兆円で総額9億5,994万円相当の賞金とのことで、預け入れ額の0.1%弱に相当します。
1本での最高はドリーム大賞10万円ですが、10連続の数字が当たりで最高100万円としています。
1年定期で1口10万円です。1口10万円って手軽ですね。
ちなみに、1等10万円は1口当たり1万分の1の確率で当たります。
ドリーム大賞は5万分の1ですが、10連番での当たりなので難しいですね。
なお、懸賞金は利子扱いとなって課税されるようです。

あすか信用組合では、独自懸賞(税引き前0.13%相当)+宝くじ(0.15%相当)の1年定期がありました。

伊予銀行では、独自懸賞(税引き前0.048%相当)+宝くじ(0.075%相当)の1年定期がありました。

防水工事のマサルという企業では、株主優待でジャンボ宝くじが貰えます。
今だと1000株25万円ほどで、10枚(3000円相当)です。
1%ちょっとになりますが、株はよく考えて購入を。

北海道銀行では、ジャンボ宝くじ付き住宅ローンというのもやってます。

— 追記 —
7月15日から9月30日まで山口銀行ともみじ銀行が「宝くじ付定期預金」発売です。
100万円単位の1年定期、100万円あたり年間5枚
1年定期は人によってよいけど、宝くじ分0.15%と低めです。

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