2月からロト6とロト7の1等の最高賞金額が6億円と10億円に上がります。
また、ロト6は2等~4等の配当額が減りますが、1等の配当額が増えます。
先日は10億円になるtotoBIGが得と紹介しましたが、ロト7もお得でしょうか?
最大10億円のロト7の回収率は?
ロト7のキャリーオーバーがない時の配当率は最高45%となっています。
ロト6のように切り捨てのロスがないので、ほぼ45%が賞金に回ります。
そして、1等が出なかったり上限を超えると次回にキャリーオーバーです。
キャリーオーバーがあると1等の賞金が増えますが、上限は8億円でした。
それが、2017年2月3日抽選分から上限額が10億円となります。
キャリーオーバーがない時の上限額は4億円のままで、その他も従来通りです。
キャリーがあり1等が最高の10億円の場合の返還率は次表のようになります。
等級 | 当選確率(分の1) | 理論当せん金 | 売上配分 | 最大賞金 | 返還率 |
---|---|---|---|---|---|
1等 | 10,295,472 | 約4億円 | 13.0% | 10億円 | 32.4% |
2等 | 735,391 | 約1000万円 | 4.5% | ― | 4.5% |
3等 | 52,528 | 約100万円 | 6.3% | ― | 6.3% |
4等 | 1,127 | 約12,500円 | 3.7% | ― | 3.7% |
5等 | 72 | 約2,000円 | 9.2% | ― | 9.2% |
6等 | 42 | 約1,000円 | 8.2% | ― | 8.2% |
合計 | 26.1 | 45.0% | 64.4% |
キャリーオーバーが充分で1等10億円が期待できれば、期待変換率が64.4%です。
ロト7で10億円はどの程度発生するか?
2017年1月20日抽選分までの196回の抽選で、10億円になる回数を調べました。
1等賞金が8億円となった回数は全部で36回です。
これが、上限が10億円だった場合、10億円となっていたのは17回です。
10億円支払いだとキャリーが減少するため、連続で上限額というのが減ります。
キャリーオーバーとなる回数も140回から121回に減るので、売上も微妙。
10億円期待で増えるのもあるかもだけど、キャリー回数減での売り上げ減も。
8億円だろうが10億円だろうが多すぎてどちらでもいい私は、前のがいいや。
最大6億円の新ロト6の回収率は?
ロト6は2017年2月9日抽選分から大きくシステムが変わります。
上限額が4億円から6億円に変わり、配当金の配分が大きく変わります。
各等で賞金の切り捨てがありましたが、このシステムは変わらないかな?
キャリーオーバーがない時の配当率は最高45%のままです。
今までのロト6は1~4等にそれぞれ7.4~8.9%、5等に12.7%が配分でした。
変更後は1等に16%ほどとなり、2~4等への配分が減ります。5等は同じ。
その結果、1等の理論当せん金は1億円から2億円に大幅増額です!
2等は1500万円から1000万円に、3等は50万円から30万円に、4等は9500円から6800円に減少します。5等は基本的に1000円固定で同じです。
キャリーがあり1等が最高の6億円の場合の返還率は次表のようになります。
等級 | 当選確率(分の1) | 理論当せん金 | 売上配分 | 最大賞金 | 返還率 |
---|---|---|---|---|---|
1等 | 6,096,454 | 約2億円 | 16.4% | 6億円 | 49.2% |
2等 | 1,016,076 | 1000万円 | 4.9% | ― | 4.9% |
3等 | 28,224 | 30万円 | 5.3% | ― | 5.3% |
4等 | 610 | 6800円 | 5.6% | ― | 5.6% |
5等 | 39 | 1000円(固定) | 12.7% | ― | 12.7% |
合計 | 36.8 | 45.0% | 77.8% |
※具体的資料を入手していないため、売上配分は若干異なる可能性があります。
キャリーオーバーが充分で1等6億円が期待できれば、期待変換率が77.8%です。
ロト6で6億円はどの程度発生するか?
2017年1月19日抽選分までの1141回の抽選で、6億円になる回数を調べました。
1等賞金が4億円となった回数は全部で49回でした。少ないですね。
新方式だと6億円となっていたのは125回です。1等配分増加の影響です。
(計算間違ってるかも。大体の傾向として読んでください。)
最近の傾向として、週2回抽選でロト7の始まった2013年4月から(第748回から)の全394回だと、4億円が11回から6億円が21回に増えます。
1等賞金が2億円以上となるのは41回だったのが165回に大幅増!
1等の確率とかは全く変わらないで、1等賞金だけが増えるのです。
私の狙う1億円以上なら161回だったのが231回へと増加です。
当せんなしが125回なので、1億円未満は108回から38回に大幅減です!
ロト6の1等が当たったけど1億円未満だった、といことは大幅に減ります。
ロト6は特徴がでて、よい変更ですね!
なお、2~4等への賞金の配分を1等に回しただけなので、抽選システムなどは変わりません。
(追記)
2017年9月29日の第232回で初の10億円がでました。
過去196回で17回の10億円になっていたと書きましたが、初の10億円がでるまでは30回以上かかってしまいましたね。
ロト7の方式だとやはり10億円はきびしいです。
それまでにロト6の6億円は4回出ています。60回ちょっとしているので、予想通りぐらいの頻度かな。
・要するにメリットはキャリーオーバー時、今までロト7で10億円、ロト6で6億円狙うなら同じ組み合わせを2口買わなければならなかったのが1口の購入で済む。ロト6は5/’12以来1等当てても2億円にならなかったのが、また狙える様になると言う事ですね(個人的には週1に戻せばいいだろと思いますが)。デメリットはロト6がここ数年の宝くじ同様、1等に特化しすぎて中間層が減額する事でしょうか。ロト7が4億円と謳っておきながら実際は2億5千万程度なので、何も近づける事ないと思うんですけど。だったらもう一層の事上限をなくしてしまえばいいし、ロト7の中途半端な5等2000円とか廃止してほしいです。
・37枠中5つ的中させても12500円にしかならないロト7、明日から43枠中5つ当てても30万円に下がるロト6。数年前まで「ミニロトなんて買う軍資金があるならロト6とロト7買うわ」と思ってましたが、金額的にも確率的にもミニロトがいいです。しかし売上アップ=1等の賞金アップしか考えがないんですかね?。配当率を上げる事はもちろん、当選金額の小さいナンバーズ3は1口100円にするとか、ダメならダメで元に戻せばいいので試験的に導入してほしいです。年末ジャンボ最終日に残り福狙いで買いに行ったら、ジャンボやミニは大量に余ってたのにプチは売り切れが続出してました。億もいらないんじゃなく当たらないので、1000万円でも確率が高く狙いやすいクジを買ってる人が多いのも事実。やっぱりミニロトかな。
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私は賞金の中間層が減ってもいいですが、それより末等付近の低額層を減らし、高額の本数を増やして欲しいです。
今度のロト6は1等のキャリーオーバー額が増えて、良く買う層は喜びそう。
ただ、あまり買わない層には最高賞金が上がったといってもインパクトが少ないかな。
ロト6の1等の賞金額が増えることをもっと宣伝してもいいのにと思いました。
・上記明日から~ではなく2/9(木)第1147回から~の間違いでした。ロト7同様2月に入ったらすぐ変更と勘違いしてました。中間層が減額するだのミニロトがいいだのコメントしましたが、以前の様にキャリーオーバーしてないのに2億円狙える魅力に負けてしまい大量買いするも1等該当なし(-_-;)。まぁ人生や宝くじなんてそんなもんですよ。
——– コメントに対する返信 ——–
ロト6は2/9からですね。売上に影響するかな?