8月23日抽選の米パワーボールで約7.6億ドル(約830億円)の当たりが出ました。
当せん１人で最高額と報道されていますが、世界最高額なのでしょうか？

当せんした宝くじ

今回の１等約7.6億ドルとなったのは、アメリカの宝くじパワーボールです。
アメリカにはパワーボールとメガミリオンズという２大高額くじがあります。

パワーボールは、1～69から５個、1～26から１個の計６数字を選びます。
当選確率は292,201,338分の１で、日本のロト７より約28倍、当たりにくいです。
ロト７の最高が10億円で、その28倍だと280億円。100億円は期待したいクジです。(コメントより修正)

賞金額は758,700,000ドル(約830億円)を29年の分割払いで受け取れます。
通常は金利などから一括払いの方が有利なため、一括払いが選ばれます。
一括払いだと480,500,936ドルの受け取りとなります。更に税金がかかります。
税引き後は336,350,655ドル(約368億円)となります。

日本や他の国の宝くじと比較するには税引き後の一括払いの金額で考えます。

今回の手取り額とこれまでの記録

これまで記事にした一括手取り受取額の記録は次のとおりです。
・ユーロミリオンズ（欧州９カ国）
　2011年７月約1億8500万ユーロ（約203億円）
　2012年８月約1億9000万ユーロ（約184億円）

・スーパーエナロト（イタリア）
　2010年10月約1億7770万ユーロ（約200億円）

・パワーボール
　2013年５月約2.6億ドル（約260億円）
　2016年１月 約2.3億ドル（約271億円）が３口（うち１口は約3.3億ドル？)
　2017年８月 約3.4億ドル（約368億円）

・メガミリオンズ
　2012年３月約2.1億ドル（約176億円）が３口

2016年１月のパワーボールは１口が税金が不要の州だったそうで、一括受取3.3億ドル(約387億円)とも報道されています。
今回は約3.4億ドルと微妙に更新です。為替の関係で日本円だと逆転してますが。

当せん者は？

アメリカ東部マサチューセッツ州のメイビス・ウォンチックさん(５３,女)です。
彼女の母親と２人の姉妹と一緒に２４日に受け取りに来て記者会見しました。

資産運用の専門家に相談し、報道後の影響を考えて知人対策を練ってから記者会見に臨む人も多いのですが、翌日に記者会見でした。
すぐに受け取りで大丈夫かな？まぁ、無くさないか不安にもなりそうですしね。
ただ、病院の仕事は辞めると告げておいたそうです。送別会するのかな？

ゆっくりと羽根を伸ばしたいというぐらいで、具体的な当せん金の使い道を言ってなかったみたいです。車も新車を買ったばかりだそうで、ローンを完済するだけみたい。
身内で相談しながら、使いそうです。無駄な寄付や親族などともめないといいですね。

番号は家族の誕生日と自分のラッキーナンバー４を組み合わせたそうです。
５口（10ドル分）を購入して当たったということで、すごくラッキーでしたね。

（追記）
昨年１１月にひき逃げで夫を亡くしていたそうです。すごい人生ですね。
当せんには勤務中に同僚の男性から当たっていると伝えられたそうです。
（再追記）
亡くなった夫とは20年前に離婚していたそうです。この夫との間に、31歳の娘と26歳の息子がいるそうです。
また、彼女と15年間も付き合っていた63歳の男性がいたそうです。
子供が思春期のころからですね。別れたのは昨年の8月とのこと。
籍を入れていれば、半分は彼のものになっていたそうです。
いろいろバレバレですね。facebookもどこかからすごいチェックされてそう。

当せん者のその後のために

報道される米国の高額当せん者のその後を聞くと、破産する人も多いです。
数百億円あっても、寄付とか投資とかしてたら、あっという間ですね。

寄付や周囲からのお金の工面を受けないように、分割払いもいい気がします。
少しぐらい不利で、29年も生きるか分からないけど、税引き後に年約20億円もあれば十分に幸せな生活ができると思います。
それか、資産運用会社に預け年〇〇億円しか使えないと公言するか。
このブログを見る人には関係ない国の話だし、余計なお世話ですかね。