アメリカでネット宝くじ導入検討のニュースがありました。
米司法省も、日本の総務省と同様に解禁する方針を示したそうです。
米国でのネット販売の工程
日本では、電磁的記録に対応した法改正してネット販売を実現する予定です。
米国では「今までの法がネット販売を阻むものではない」との判断を示した文章が昨年12月に公表されたそうです。
この文章により各州がネット販売の開始に向けて動きだしたそうです。
日本は法改正が今年中ぐらいかと思うので、一歩先を行かれましたね。
日本では売上の少ないナンバーズからで、ロト6は考えていないようです。
米国では「既存店に配慮して…」ってことはなく売上の大きい「パワーボール」「メガミリオンズ」等が対象になるようです。
イリイノ州では年内に試験販売に着手するとのこと。
ニューヨーク州では既にネット購入し窓口で受取るシステムがあるので、窓口受取からバーチャルチケットに切り替えるそうです。
他の州も検討中とのことですが、早いうちに導入されそうですね。
なお、「成人の州民に販売」とのことで、ネットで外国人購入は禁止かも。
また、日本の法律では海外の宝くじの購入等を禁止してますのでご注意を。
売上への寄与
「各州政府は膨大な財政赤字を一挙に縮小する」と期待しているそうです。
イリイノ州では数億ドルの収入増が見込まれると期待しているみたい。
恐らく州内の年間利益だと思うので、売上5割増ぐらいを期待してそう。
ただ、イリイノ州の財政赤字は120億ドル超ってことで、財政赤字を一挙に縮小ってのは大げさすぎますね。
日本でもtotoのネット販売が5割を超えています。
既存店の売上が減少しても、販売するクジ種は5割増ぐらい行けるかも。
ネット専売品を開発でロト6は対象外とかで全体への寄与は小さいかな。
ナンバーズの売上が5割増えたら年500億円増だけど、宝くじ全体の5%か。
うまく新規ファンをつかまないと、厳しい結果になるかもね。
ネットカジノも解禁か?
上記記事の最後には、ネットカジノ解禁についての記載もありました。
ネットでポーカーやスロットマシンを楽しめるようにするそうです。
日本からでもネットで遊べるカジノがあるけど、今は米でも違法なの?
まぁ、日本国内から利用することは日本の法で違法でしょうからご注意を。
日本のカジノ解禁の法案はネットではないですが、今年に出来るかな?
カンボジアでカジノ経営を始めるプリンセス天功さんも、国内でのカジノ解禁を狙っているそうですね。