宝くじの売上が回復!前年度を上回る!その理由は?

宝くじの売上は年々減少していて、ピーク時より3割低いと言われています。
それが、2018年度は前年度を上回る売り上げでした!何が良かったのか?

宝くじの売上が回復、その内訳は?

2018年度の宝くじの売上額が前年度比2.3%増の8046億円だったそうです。
3年ぶりの増加で8000億円の大台?を回復しました。180億円の増加です。

5大ジャンボくじは、1.1%減の3221億円。-35億円。
数字選択式くじは、4.3%増の3963億円。+164億円。
スクラッチくじは、12.4%増の516億円。+57億円。
その他通常くじは、2%減の346億円ほど。-6億円。

うち、年末ジャンボは、4.4%減の940億円。-43億円。

一部、推測の数字がありますが、概ね平成30年度の売上は上記かと。
ジャンボ等の売上は落ちていて、スクラッチと数字選択式が増えています。

ちなみに、最近の売上は次のとおりで、2年連続急減でした。
2013年 9445億円(+3.4%)
2014年 9007億円(-4.6%)
2015年 9154億円(+1.6%)
2016年 8452億円(-7.7%)
2017年 7866億円(-6.9%)
2018年 8046億円(+2.3%)
なんとか、持ちこたえた程度で、回復傾向とは言えないですね。

数字選択式はなぜ伸びたのか

数字選択式の増加は、ニュースでは「ロト7の1等最高賞金額を4億円から6億円に引き上げた」ことを理由として上げていました。

ロト7の売上は260億円ほど増えていて、数字選択式の増はロト7の貢献です。
でも、4億円から6億円に増えたのは関係ないですね。断言します。

4億円から6億円に増えたのは通常時のみで、キャリー時の10億円は変わっていません。2018年度は52回中45回がキャリー発生していました。6億円に増えた恩恵があるのは7回のみです。
しかも、キャリーオーバーがない時の平均売上は下がり気味でした。

2017年度はキャリーオーバーが52回中23回。2018年度はキャリーオーバーが増えたことが売り上げ増に貢献しました。キャリー時は売上増えますからね。
キャリーオーバーが増えたのは1等賞金への配分を増やしたからです。通常時の最高額を4億円から6億円に増やしたのはキャリーオーバーの減少に作用しますが、配分を増やした影響が大きかったです。

宝くじ全体で180億円増なので、ロト7の変更がなければ減少していたかも。

宝くじのネット販売の影響は

2018年度の売上の8%がネット販売だったそうです。
ジャンボくじなどの売上は減少しているので、ネット販売は貢献小ですね。
今まで売り場で買っていたのがネットで買うようになっただけかな。
ただ、将来を考えるとネット販売をしないと更に下げることになったかと。

ネットで買えないスクラッチの販売が増えているのが皮肉ですね。
ネット販売で売り場が空いて、スクラッチが買いやすくなった?関係ないな。
2017年9月までのウルトラマンスクラッチが人気なかったのかな?
スクラッチの種類を増やしたのが貢献しているのかも。運営側はそう思って、最近は余計にスクラッチの種類が多いのかも。

ちなみにスポーツくじは、2017年度が1080億円で、2018年度が948億円。
132億円も減少しています。こちらはトトビックのキャリー発生が少なかった印象ですが、きちんと調べていません。トトビックの売上減がロト7の売上増に関係あるかも。

まとめ

ロト7のキャリーが増えたから、宝くじの売上減に歯止めがかかりました。
根本的な人気増ではないので、今年度はどうなることでしょう。

2件のコメントがあります

  1. まさ

    今日は。スクラッチの売り上げ増に自分が関わっている事は間違いありません((/ω\*)ウゥ… (/ω-\*)

    たまには高額還元して欲しいです・・・。

    ——– コメントに対する返信 ——–
    スクラッチ人気出てるのですね。頑張って、毎月記事にしているかいがある。
    私は昨年度の売り上げにはあまり貢献していないです。
    ワンピース好きなので、今年の方が貢献してますね。…高額還元して欲しいのは同意です。。。

  2. ok

    10万円でスクラッチを買って削りまくるテレビ番組の影響でしょうか。
    私はあの番組を見たらスクラッチがやりたくなって必ず買ってしまいます。

    ——– コメントに対する返信 ——–
    あっ!その影響は大きいかも知れませんね!
    私はツッコミどころを探しながら見ちゃいますが。。。

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