宝くじやロト6などの偽造にご注意を

宝くじ券の偽造事件は、国内でも数年に1度はニュースを聞きます。
次に上げるのは換金しようとして事件になったものですが、事件にならないだけで詐欺会社が当せんしたと見せかける偽造は比較にならないほど多くあるようです。

2010年年末ジャンボの偽造事件(2011.1)
totoBIGの偽造事件(2010.1)
スクラッチ宝くじの偽造事件(2010.3)
ナンバーズの偽造事件(2007.5)
(ふるい記事はネットにあまり残っていないですね。大事件じゃないし。)

これらの偽造の特徴は?

年末ジャンボの偽造事件では、窓口の職員が偽物と見抜いています。
totoBIGの場合は、バーゴード部までは偽造していなかったようです。
いずれにしても、手の込んだ細工までしていないようです。
また、組織的にではなく、個人で出来るレベルの偽造のようです。

紙幣と違い、見た目だけは簡単に偽造できるから、軽い気持ちで偽造する人がいるのでしょうね。
数番違いで悔しかったからという理由も多いようです。
もちろん、軽い気持ちだろうが、大金をせしめようとした偽造なので見つかると罪は重いです。

宝くじの偽造はなぜバレル?

宝くじ等は当せん番号以外のところでも当落が分かるようになっています。
例えば、totoBIGだと照会番号で当落が分かるので馴染みがあると思います。
宝くじも売り場でバーゴードでチェックしているのを経験しているでしょう。
事前に販売店がバーゴード等で当たり券を判別できないようにする必要があるスクラッチにも、店側のみ換金時に削る場所を設けるなどの偽造防止の仕組みがあります。
したがって、番号のみを当せん番号にしても意味がないのです。

また、宝くじ等には1枚1枚、固有の情報が含まれています。
それが管理されているので、どこで販売された券か分かります。
販売した地域と違う地域で換金しようとしたら疑われるでしょう。
同じ券で二度換金しようとしたら、それもおかしいとバレます。
(換金前に券面全てをブログなどにアップするのはやめときましょう)

紙幣なら店の人をダマせればいいですが、宝くじ等の換金は違います。
高額の換金の場合は、鑑定に回されるので数日待たされます。

なので、紙幣のような偽造防止の透かしなどが入っていなくても平気なのです。

何でタイトルが「偽造にご注意を」なの?

販売側がチェックすれば偽造と分かっても、一般の人には偽造とは分からないです。
固有の情報やバーコードの情報がチェックできないので。
(totoBIGなどの照会番号はチェックできますが。)

そこにつけ込み、必勝法などを売ろうとする業者もいるようです。
当選実績などはいくらでも偽造ができると考えた方がよいでしょう。

偽造じゃなくとも大量に購入した一部だったり、当せん者から画像のみ入手したり。

あるブログでロト6予想に「有名な大手企業のブログ媒体を使っていたので日時や日付の偽装は出来ません。」と記載がありました。
ブログをしている本人は分かっているだろうけど、普通の大手ブログなら日付変更できます。
一般の掲示板でも予想を当てたように見せかけることは出来ると思った方がよいです。

で、有料会員制で会員のみに公開と誘って、会員になれば
「1点の予想に集中しないよう3点の予想のうち1点をランダムで毎回示します。」
で、「今回、あなた様の番号は外れたけど、他の1点は3等でした。」
とかいって期待させますかね。それともプレミアム会員に誘いますかね。
(なお、上記記載のあったブログや予想ソフトの実態には無関係です。)

詐欺的な商品をブログ等で紹介して、紹介料を受け取っても詐欺の共犯になります。
皆さん、気をつけてくださいね。
このブログでも違法っぽいところがあったら、教えてください。
知らずのうちに犯罪者になっているというのも怖いので。


ポイントで募金できるところが日に日に増えていますね。
ドコモポイントがPCからも寄付できるようになっていたので、更新しました。
ビックカメラのポイントも寄付できるようになっていました。
3月末までと期限が短いところが多いですが、延長しないのかな。

1件のコメントがあります

コメントを残す

CAPTCHA