オッズパークでオートレースの４重勝２連単式が販売されています。
4/14から始まり、4/24まで８回が開催されました。
まだ１つも的中が出ていませんが、これまでの状況などを調べました。

どれぐらいが売れているの？

これまでの売上金額をグラフにしてみました。
初回は78万円で、キャリーオーバーが増えるにつれ売上も増えていました。
しかし、150万円強ほどで頭打ちのようにも見えます。

現在のキャリーオーバー総額は約750万円です。

キャリーオーバーが１億円突破するのはいつ？

キャリーが1000万円を超えたら、売上が増えるとは思います。
また、１億円近くになったら、かなり売上が増えそうです。

キャリーが1000万円を超えるまでは１回150万円の売上、
キャリーが1000万円を超えたら１回300万円の売上として計算してみます。
なお、キャリーが6000万円ほどのチャリロトで１回300万円ぐらいの売上です。

そうすると、43回目で１億円を突破します。

５月からはほぼ毎日開催されるようなので、６月には１億円突破するかも。
ちょっと甘くみているので、１億円突破は７月～８月かな。

前提として、その間に誰も的中しなかった場合ですけど。

買ってはいけない３つの理由

上表の売上の伸びがきれいなのは、協力者の購入があるのかと疑いたくなります。
（初期のチャリロトもね。）
というのも、ゲーム的にあまりにも不利になっているからです。

理由１：キャリーオーバー額程度しかもらえない

最高６億円と宣伝していますが、実際はキャリーオーバー額程度しかもらえません。
キャリーオーバーが約750万円で、次回の売上が160万円とすると、
１口のみの的中で、賞金が約870万円です。
（まずないが）２口的中なら、賞金が約435万円です。

今買っても、６億円どころか1000万円が当たる可能性すらないのです。

理由２：キャンセルがなく確率が低すぎ

JRAのWIN5は、自分で選択できるので、当たる確率は予想しだいです。
また、発走する頭数によって確率は変わります。
競輪のビックドリームは、キャンセルできるので、確率を上げることができます。

オートの４重勝２連単式はキャンセルができず、発走する車数もほぼ変わりません。
したがって、約983万分の１の確率は、ほぼいつでも変わらないのです。
１口100円なので、3000円(30口)あたりに直すと、約33万分の１です。

totoBIGの１等は約478万分の１で3000円あたり約48万分の１です。
若干、１等は当たりにくいですが、２等以下が当たる可能性もあります。
しかも、１等は税金が引かれずにほぼ確実に６億円となります。

ロト６の１等が約610万分の１で3000円あたり約41万分の１です。
こちらは、２等以下が賞金のわりに当たりやすくなっています。

チャリロトは約478万分の１で3000円あたり約32万分の１です。
キャリーオーバーが同じ額なら、オートよりも有利です。
しかも、10回までは嫌な目をキャンセルできます。

ビックドリームは約168万分の１で3000円あたり約11万分の１です。
こちらは億までキャリーオーバーが溜まることは少ないですが、
当たりやすさは約３倍もあり、更にキャンセルが300回まで出来ます。

確率が低くても賞金が高ければいいのですが、最高６億円で税金も引かれるなら、トトビックの方がいいです。
両方ともランダムのみだから、予想する楽しみはないのだし。

理由３：期待値が低すぎ

長くやっていれば、そのうちキャリーオーバーが６億円を突破するはずです。
….最高賞金に比較して当たりにくすぎるので、溜まる一方なのです。。。

そこで、的中したら賞金６億円までキャリーが溜まったときの期待値です。
１口100円での期待値は6億円/約983万で、約61円です。
一般的なオートレース、競馬、競輪等は約75円なので、最高賞金でも不利なのです。
キャリーオーバーが溜まったから有利って訳じゃないのです。

また、６億円なら税金が約1.5億円かかるので、それを考慮すると、
オートの４重勝２連単式の最大の期待値は約46円です。

宝くじなみですが、税金等の手間や各種控除減などを考えると宝くじよりも不利です。

ちなみに、キャリーオーバーが３億円なら、期待値は約23円です。
安すぎて、おはなしになりません。

おまけ：キャリーオーバーを処理できない

前回の記事でも書きましたが、ルールがどう考えてもおかしいです。
約7.4億円の賞金が貯まるごとに１本の当たりがでる確率で、最高賞金が６億円です。
キャリーオーバーを貯めるだけ貯めて、ルール変更するのかしら？
チャリロト大津のように最終回のみ確率アップでキャリーオーバーを処理するなら、
確率アップされるときだけ購入すればいいですね。