先日、比較記事を書いた2つの復興宝くじ、全国版と東京版の総務省の許可がでました。
全国版は7月30日から発売で1等前後賞あわせて5000万円です。
素早く許可された2つの復興宝くじの中身を調べてみました。
総務省が「東日本大震災復興宝くじ」の発売を許可(47ニュース)
全国版震災復興宝くじの概要
主催は東北地方などの9県2政令市です。
発売期間:2011年7月30日~8月9日
発売場所:全国の宝くじ売り場
1等賞金:3000万円、前後賞各1000万円
1枚単価:200円
発売総額:300億円
支援金額:143億円(売上の約48%で利益全額)を復旧財源に
今年のサマージャンボの発売が7月29日(金)までのはずなので、
サマージャンボが終了した直後からの販売ですね。
8月のお盆時期のブロックくじの直前に入れたのでしょう。
1等前後賞が5000万円とインパクトがないことに加え、
サマージャンボの直後で売上は苦戦しそうです。
それで、東日本大震災の復興宝くじなのに300億円と控え目の額にしたのですね。
1億円を目指す私には購入しにくく、サマージャンボの方が….
となりますが、復興支援を兼ねて購入はしますよ。
1等1億円なら、思いきった枚数を購入しようとしていたのに。
ダブル(別ユニットの同じ番号)の連番を買えば1億円の可能性がありますが、、、
他のスケジュールを変更できる来年度に大型のをもう1回だすかな?
販売経費を切り詰め、通常4割のところ収益48%ほどを復興財源にするそうです。
震災復興宝くじならそうじゃなきゃね。サマージャンボのCMで一緒に宣伝すればいい。
経費のうち天下り財団への費用とかは払う必要ないし、広告費も下げられるでしょう。
あとは支払い手数料を下げるような当せん金の構成にしたのかな。
細かい条件を見ていませんが、当せん金の分も切り詰められたのだろうか?
東京版震災復興宝くじの概要
主催は東京都ですが、収益は被災地に入ります。
発売期間:2011年8月17日から9月27日まで5回に分けて販売
発売場所:東京都内の宝くじ売り場
1枚単価:100円~200円(スクラッチが2回)
発売総額:25億円(8億,3億,5億,3億,6億の5回)
支援金額:10億円(売上の40%)を被災地に配分,利益の5%は東京都らしい
計画発表はこちらが先でしたが、許可は一緒で、こっちの方が後に販売になりました。
オータムジャンボが9月26日からなので、一部重なるのかな。
全国版の売上が下がると嫌なので、東京版が後でよかったです。
被災地にいく収益の割合は全国版の方が高いです。
しかも、東京都も収益の5%をとるってことです。
どのニュース記事でも東京版は扱いが小さかったです。
みなさん、どうせ買うなら全国版を買いましょう。
他のスクラッチ買うよりは、東京版でも復興スクラッチの方がいいですが。
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