2016年度の宝くじ売上が18年ぶりの8000億円台だが

2016年度の宝くじ販売額は8452億円

数日前の報道ですが、2016年度の宝くじの販売実績額が8452億円でした。
昨年は9154億円だったので、7.7%も減少したことになります。

宝くじの販売実績額は1995年度まで右肩あがりで8000億円を突破しました。
その後1996年度、1997年度は8000億円を割り込みましたが、1998年度から増加。
1999年に9000億円を突破、2001年には1兆円を突破し2008年まで1兆円超でした。
その後2011年に再び1兆円を突破しましたが、翌年から9000億円台に。
そして、とうとう2016年度に8000億円台になってしまいました。

2016年度は5種のジャンボが11.5%減(年末ジャンボの13.5%減が響く)。
数字選択式は5.2%減。

宝くじ人口の減少はいつから?

売上全体は2011年が最後に1兆円を超えています。ここから人気減でしょうか?
いえ、恐らく宝くじ人口はバブルが終了した1995年ごろから減少です。
(協会アンケートだと2007年ごろから減少ですが。)

1995年はナンバーズ導入のおかげで9000億円突破ですが、ジャンボは売上減。
その後はミニロトやロト6の導入で売り上げが伸び1兆円まで到達ですが、ジャンボの売上は5000億円前後を推移しています。
ジャンボの1等賞金を上げた年に売上が増え、翌年下がるを繰り返してます。

数字選択式の売上増はファン増ではなく、1人の購入額が増えたのでしょう。
2006年にBIGが始まってからは売上減が顕著になります。

他の国だと景気減で宝くじの売上が増えるところもありますが、日本は成熟しているので景気減でも宝くじは売れないようです。

宝くじ売上増に向けて

基本的には1等賞金を増額して売上を増やしています。それと新くじ販売。
今年は「ビンゴ5」を発売しましたね。ただ、購入者は増えたでしょうか?
今まで、他の宝くじを購入している人がビンゴ5も購入しただけかと。

1等賞金の増額は限度があるし、あまりの高額化は「どうせ当たらない」と思い離れる人も増やすだけのような気がします。

パチンコや競馬等よりも健全な宝くじの購入者が増える法改正して欲しいです。
1等賞金の増額の法改正は何度もしてますが、還元率50%は変わらず。

一時所得に該当しない50万円までの賞金分は競馬等と同じ75%にして欲しい。
50万円超の賞金は所得税が掛からない代わりに通常は50%でもいいですが、年末ジャンボのみ60%にするとかして欲しい。
年末ジャンボのみ年に1回購入する層はギャンブル中毒ではなく健全な層です。

新宝くじで1人あたりの購入額を増やすよりいいのではないでしょうか?

6件のコメントがあります

  1. あまちゃん

    昔の年末ジャンボみたいに1等2億前後賞で3億
    2等1億のくじがいいなあ
    2等でも1億ゲット
    もうこんなジャンボは出ないんですかね?し

    ——– コメントに対する返信 ——–
    いいですよね!2等をあわせると1億円以上が7本もあった時代も。
    ジャンボミニがそんな宝くじになっていくのかなぁ。

  2. いつかきっと

    ・宝くじに限らず消費の落ち込みで、百貨店なんかも閉店の一途をたどる昨今。1兆円以上も売り上げてた時代が異常なだけで、8452億円も売り上げてたら十分じゃないでしょうか?。資生堂や電通等、日本を代表する企業と同じレベルですからね。まだまだ一大産業にはかわりないと思います。

    ・以前にもコメントした記憶がありますが、ロト6や7に関しては売り上げに応じて当選金額が変更してしまうので、僕が1等を当てた時に困ります(笑)。しかしジャンボに関しては何ユニットだろうが確率や当選金額は変わらないので、15ユニットも売れたら十分じゃないかと。それだけ売れたら三大売り場以外でも必ず1等は出るので、地方の売り場でも期待が持てるし。右肩上がりに売り上げを伸ばされても「こんな無茶苦茶なクジでも売れるんだ」と勘違いされ、今以上に不利な条件になる可能性もあります。逆にどんどん売り上げを減らして危機感を感じてもらい、おっしゃる通り還元率を上げてほしいです。でも上げたら上げたで下がった以上のの利益を確保しないと意味がないので、胴元としては上げる理由がないんですかね?。確かに全部とは言いませんがジャンボだけでも検討してほしいです。

    ・去年の新生児は97万7000人で、統計後初めて100万人を下回りました。一方死亡者は130万7765人で戦後最多となり、自然現象は33万786人。中野区に匹敵する人口が1年で減った訳ですが、人口が減れば購入者が減るのは当然な訳で。ここ数年外国人が購入したり、ロトやナンバーズを記入している微笑ましい光景が見られるようになりました。たまにどう見ても高校生にしか見えない人物が購入しようとして、追い返される事も(僕の時代は余裕でしたが)。しかし2年前に選挙権も18歳に引き上げられた事だし、宝くじも18歳からでいいんじゃないかと。一気に240万人、その何%が購入するのか分かりませんが、名古屋市や宮城県の人口が対象になる訳ですからね。宝くじなんて死ぬ1日前に当てても仕方ないし、早ければ早い程いいし。18歳で10億円なんて当てたら最高ですよ。1人あたりの購入額を増やすのも限界があるので、新規購入者も増やさないと厳しいでしょう。宝くじと言えどギャンブルだと毛嫌いせず、1枚1口でも買ってれば夢も見れるし生活にも張り合いが出ると思いますけどねぇ。仕事や私生活で嫌な事があっても「フンッ。来週ミニロトで1000万円ゲットするから別にいいぜ」と思えますし(笑)。

    ——– コメントに対する返信 ——–
    そういわれると、今ぐらいの売上なら全く問題ないとも言えますね。
    ただ、危機感をもってもらいよりよい商品設計にはして欲しいです。
    サッカーくじトトの売上が落ちてないのは、商品の差かと。
    還元率が50%と高めなのは売上とほぼ関係ないと思いますが、ロトも見習ってほしいです。

    個人的にはカジノよりも健全で多くの人が楽しめるし、パチンコや競馬等よりも家計崩壊につながらないので、宝くじを優遇していって欲しいと思います。
    若者に売れていませんからねー。

  3. 昔のジャンボ宝くじを現代にアレンジすると
    バレンタインとハロウィンの場合
    1等:1億円(500万分の1)、前後賞:5000万円(250万分の1)、組違い賞:10万円(約50505分の1)、2等:1000万円(100万分の1)、3等:100万円(10万分の1)、4等:1万円(1000分の1)、5等:3000円(100分の1)、6等:300円(10分の1)、バレンタイン(ハロウィン)賞:3万円(2500分の1)
    ドリームジャンボの場合
    1等:1億円(200万分の1)、前後賞:1000万円(100万分の1)、組違い賞:10万円(約20202分の1)、2等:100万円(10万分の1)、3等:5万円(1万分の1)、4等:1万円(1000分の1)、5等:3000円(100分の1)、6等:300円(10分の1)
    サマージャンボの場合
    1等:2億円(1000万分の1)、前後賞:5000万円(500万分の1)、組違い賞:10万円(約10万分の1)、2等:1億円(約333万分の1)、3等:1000万円(100万分の1)、4等:100万円(約33万分の1)、5等:1万円(1000分の1)、6等:3000円(100分の1)、7等:300円(10分の1)
    年末ジャンボの場合
    1等:2億円(約667万分の1)、前後賞:5000万円(約333万分の1)、組違い賞:10万円(約33501分の1)、2等:1億円(500万分の1)、3等:1000万円(100万分の1)、4等:10万円(5万分の1)、5等:1万円(1000分の1)、6等:3000円(100分の1)、7等:300円(10分の1)
    こんな感じになりますね。

  4. 昔のジャンボ宝くじを現代にアレンジすると(ミニ編)
    バレンタインとハロウィンの場合
    1等:1000万円(約33万分の1)、前後賞:500万円(約17万分の1)、2等:100万円(10万分の1)、3等:5万円(1万分の1)、4等:1万円(1000分の1)、5等:3000円(100分の1)、6等:300円(10分の1)
    ドリームジャンボの場合
    1等:1000万円(約142857分の1)、2等:100万円(10万分の1)、3等:1万円(1000分の1)、4等:3000円(100分の1)、5等:300円(10分の1)
    サマージャンボの場合
    1等:2000万円(100万分の1)、前後賞:500万円(50万分の1)、2等:100万円(10万分の1)、3等:10万円(1万分の1)、4等:1万円(約333分の1)、5等:3000円(100分の1)、6等:300円(10分の1)
    年末ジャンボの場合
    1等:2000万円(50万分の1)、前後賞:500万円(25万分の1)、2等:10万円(1万分の1)、3等:1万円(500分の1)、4等:3000円(100分の1)、5等:300円(10分の1)

  5. 昔のジャンボ宝くじを現代にアレンジすると(プチと全国通常編)
    4月発売の全国通常の場合
    1等:1億円(600万分の1)、前後賞:2500万円(300万分の1)、組違い賞:10万円(約2万分の1)、2等:1000万円(100万分の1)、3等:100万円(10万分の1)、4等:5万円(1万分の1)、5等:1万円(1000分の1)、6等:3000円(100分の1)、7等:300円(10分の1)
    ドリームジャンボの場合
    1等:10万円(1000分の1)、2等:5000円(250分の1)、3等:300円(10分の1)
    サマージャンボの場合
    1等:30万円(約3333分の1)、2等:5000円(250分の1)、3等:300円(10分の1)
    年末ジャンボの場合
    1等:100万円(1万分の1)、2等:5000円(250分の1)、3等:300円(10分の1)
    ドリームジャンボプチは2013年のドリームテンと全く同じになりますね。

  6. 全国通常に誤りがありました。
    誤)6等:3000円(100分の1)、7等:300円(10分の1) → 正)6等:1000円(100分の1)、7等:200円(10分の1)
    となります。

    ——– コメントに対する返信 ——–
    うーん、1等1億円で200万分の1ならいいけど、それ以下の確率はねぇ。
    ミニ1億円で末等とかの賞金を省き確率をすごい上げてくれるといいんだけど。

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