スクラッチ宝くじを削らずに当たりを見分ける方法

日本の宝くじではなく、カナダの宝くじのお話ですが、
スクラッチを削らずに当たりを見分ける方法があったそうです。
「当たり」の券を見分ける方法

カナダの地質統計学者が、Tic-Tac-Toeというスクラッチで発見したそうです。
なんと、90パーセントの確率で当たり券を見破る手法だそうです。

このスクラッチはどんなもの?

このスクラッチは、ランダムに印刷された数字が右側の表に見えていて、
左側のスクラッチ部を削って出てきた数字で右側の表が一列揃えば当たりです。

パーティなどで行うビンゴのような方式です。
右側の表の数字というのが、ビンゴの配られたカードと思えばよいです。
左側のスクラッチを削って出てくる数字というのが、1つずつ抽出される番号です。
1つずつ左側の番号を削って、出てきた数字を右側の表にマークし、
どんどん削っていって横1列揃えば当たりってことです。

揃った列の場所によって、賞金が変わるそうです。

日本のスクラッチもそうですが、事前にどれが当たりの券かは決まっています。
当たりの割合が決まっているので、削る順番によって当たったり外れたりってことはないです。

日本のスクラッチは、どのカードも見た目が同じですが、
このスクラッチは、1枚1枚、右側の見えている数字が異なります。

当たりを見分ける方法は?

右側の見えている数値は1~39の数字が3×9=72個あります。
右側に1個しかない数字と2、3個ある数字が出てきます

で、右側に1個しかない数字は、左側を削ると出てくることが多いと分かったそうです。
(左側を削って出てきた数字が、右側に1個しかないことが多いってことですね。)

そこまでは、誰でも考えそうですが、もうちょっと考えます。
じゃあ、右側に1個しかない数値だけが1列全てにあれば当たるのでは?と。

で、Tic-Tac-Toeというスクラッチだと9割はそれで当たりだったそうです。
意外に簡単な法則ですね。

当たりが分かれば、そういうクジを探して買えばよいだけです。
ただ、探すのが大変なのか、1日5万円ほどしか稼げない計算だそうです。
後ろめたい気持ちもあったのか、クジの主催者に報告したそうです。

他にこっそり、その手法で稼いでいた人がいたらいい迷惑ですね。

私が見つけていたら、どうしたかな?
1枚判定するのにけっこう時間かかるし、この手法に合致するのは少ないでしょう。
この手法に合致しない当たりも多いだろうから、数十枚に1枚かな?
それで数百円の当たりだったら、悲しすぎる。
販売店が混んでいたらまず出来ない手法です。

自分で実践しにくいから、必勝法といって、サイトで紹介でもしたかな。

どうしてこんなことになったの?

日本のスクラッチにはこのような方式のくじはないです。
ビンゴのようでおもしろいクジではありますが、
きちんと規定の枚数の当たりを大量に作るのは面倒です。
ある程度、プログラミングして当たりを作るようにしたのでしょうが、
そのプログラミングがまずかったってことですね。

このスクラッチは、全て店頭から回収されたそうです。

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