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(日本円換算で)宝くじの世界最高額を更新!一括受取で手取り約737億円!!

7月29日抽選の米メガミリオンズで約13億ドル(約1780億円)の当たりが出ました。
今までの世界最高額は2018年10月の約15億ドルですが、日本円で約1720億円
日本円に換算したら円安の影響もあって、世界最高額の更新です!?

高額賞金がでるメガミリオンズとは

今回の1等約13億ドルとなったのは、アメリカの宝くじメガミリオンズです。
アメリカにはパワーボールとメガミリオンズという2大高額くじがあります。
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メガミリオンズは、1~70から5個1~25から1個の計6数字を選びます。
全て当たりの1等は302,575,350分の1になっています。約3億分の1です。
1口2ドル(約266円)で200円クジと300円クジの中間ぐらいと安めです。
2口3ドルでジャックポット(1等)のみ当たるって買い方も出来るようです。
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2017年10月からルールが変わり、2018年10月にはそれまでの最高の倍注1以上の1等賞金額がでました。その後、どんどん記録が塗り替えられるかと思いきや4年ほどかかってようやく(日本円では)更新?です。
この間には、コロナ対策で顧客が集中しないように1等賞金額の調整もあったようですが。
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注1:1口当たりの賞金額。1等複数口の合計で16億ドルが最高とする記事もありますが、1人の人が当たった訳じゃないので1口あたりを最高額にすべきです。
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報道(発表)される賞金額は、29年の分割払い税金を払う前の額面の金額です。
一括で受け取る際には割り引かれた金額となりますが、多くは一括受取です。
日本の宝くじ(一括で受け取れ、税金はかからない)と比較するには、一括受取の税引き後の金額を見た方がいいです。
州によって税金の率が異なり、外国人だと税の扱いが違ったり面倒ですが。

メガミリオンズと日本の宝くじの比較

メガミリオンズは1等賞金額の上限がありません。超高額の可能性があります。
今回の1780億円だと一般的な税率で一括受取で700億円ほどです。
年末ジャンボ10億円の約70倍メガビッグ12億円の約58倍ですね。
ただ、なかなかそこまでの高額にはなりません。100億円ぐらいは期待しても。
キャリーオーバーが溜まると購入額が急増していきます。
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ロト7は約1030万分の1なので、約29.4倍も当たりにくいです。
ロト7の1等期待値は6億円で、そ29.4倍は176億円
ロト7のキャリーオーバー時の最大は10億円で、その29.4倍は294億円
30倍ぐらい当たりにくいけど、30倍ぐらいの賞金が期待できる宝くじです。
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年末ジャンボ(1等7億円)の2000万分の1より約15倍、当たりにくいです。7億円の15倍は105億円。
トトビッグ(キャリー時1等6億円)の約478万分の1より約63倍、当たりにくい。6億円の63倍は378億円。
メガビッグ(キャリー時1等12億円)の約1678万分の1より約18倍、当たりにくい。12億円の18倍は216億円。
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当たりにくくて賞金額の上限がないので超高額賞金がたまにでる宝くじです。
個人的には3億円もあれば充分で、それ以上は使えば周囲にバレるしロクなことがない気がしていますが、超高額でスゴイ生活を夢見るのもいいでしょう。

(日本円で)過去最高額のメガミリオンズの賞金額は?

2022年7月29日抽せんのメガミリオンズの賞金額は13.37億ドルです。
通常は金利や税から一括払いの方が有利らしいため、一括払いが選ばれます。
一括払いだと7.805億ドルの受け取りとなるそうです。6割ほどですね。
分割だと毎年約60億円!税は引かれるが、それだけで十分な気も。当せん者は受け取り前に弁護士とかつけるから少しでも得な方にするんでしょうね。
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更に税金がかかります。州や外国人かによっては税金の額は変わりますが。
今回はイリイノ州で販売のクジでした。当せん者がイリイノ州の人だと連邦税24%に加えて州税が5%ほど(個人の状況により変わるらしい)がかかります。
あるサイトの計算だとおおよそ5.545億ドルの手取りになるそうです。
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日本や他の国の宝くじと比較するには税引き後の一括払いの金額で考えます。
今回当せんの税引き後一括払いだと5.545億ドル(約737億円)となります。

これまでの記録

これまで記事にした世界最高額の推移は次のとおりです。

2010年10月約1億7770万ユーロ(約200億円)スーパーエナロト(イタリア)

2011年7月約1億8500万ユーロ(約203億円)ユーロミリオンズ

2012年8月約1億9000万ユーロ(約184億円)ユーロミリオンズ

2012年3月約2.1億ドル(約176億円)が3口 米メガミリオンズ

2013年5月約2.6億ドル(約260億円)米パワーボール

2016年1月 約2.3億ドル(約271億円)が3口 米パワーボール

2017年8月 約3.4億ドル(約368億円) 米パワーボール

2018年10月 約6.3億ドル(約706億円) 米メガミリオンズ

2022年7月 約5.5億ドル(約737億円) 米メガミリオンズ

日本円換算だと世界最高額の更新です。。

当せん者は?

今回のイリイノ州は当せん者の名前を非公開に出来るようです。非公開でしょう。
まだ当せん者が引き換えに来たという報道がないですが、事前に専門家に相談して1ヶ月後ぐらいに申し出ることが多いのでそんな流れと思われます。
ちなみに、イリイノ州デスプレインズの高速のガソリンスタンドで販売された1枚だそうです。
販売したとこにも50万ドルのバックがあるので、こちらもラッキーでしたね。

一攫千金: