キャリー時のWIN5の回収率

7/3のJRAのWIN5はキャリーオーバーが約4.7億円ありました。
初のキャリー発生で回収率はどうだったのか計算しました。
本命ばかりで配当は約2万円と最低配当を大幅更新でしたが。

単勝馬券とWIN5の比較

最初に単勝を5連続で当てたときとの賞金の比較をします。
単勝は、的中額を全額次レースに投じたとします。(100円未満も)
単勝で5連続の的中だと、11,923円となります。
WIN5の払戻金が、19,680円と約1.7倍でした。
キャリーがなければWIN5の配当は、15,380円となったはずです。

単勝投票率とWIN5の的中率の差を細かく見てみます。

1レース目:単勝投票率20.1%:WIN5的中21.7%
2レース目:単勝投票率49.8%:WIN5的中46.1%
3レース目:単勝投票率30.1%:WIN5的中35.1%
4レース目:単勝投票率55.3%:WIN5的中61.5%
5レース目:単勝投票率17.2%:WIN5的中22.2%
5レース計:単勝投票率0.286%:WIN5的中0.480%
(注:WIN5はそれまで的中していた人の中の的中率です。)

今回は、全レースが単勝投票率15%以上の本命サイドで決まりました。
そのため、今までと同様にWIN5で当てた人が多い傾向となりました。
2レース目のみ逆転していますが、全体的にWIN5で当てた人が多いです。

キャリーオーバー時の期待値は?

今回のWIN5の売上は約22.6億円でした。
宝塚記念のあった前回の約1.56倍で過去最高売上でした。
キャリーオーバーがあると売上がすごいのですね。

配当が約2万円(約11万票)であり、総額約21.4億円でした。
単純に全体の回収率を計算すると、94.5%となります。

100%は超えませんでしたが、なかなかの回収率ですね。
これでも、前回は2億円が3口出た残りのキャリーオーバーです。
当選0口でキャリーオーバーなら、かなり期待できますね。

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