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サマージャンボの収益金13億円を義援金に

福島県はサマージャンボの収益金の基金から義援金を交付するそうです。

東日本大震災:浜通り13市町村に義援金を各1億円(毎日新聞)

自治体の公共事業に費用貸し付けなどを行う県市町村振興協会(理事長・瀬戸孝則福島市長)は29日、東日本大震災の影響が大きかった浜通りの13市町村に、義援金各1億円を交付すると発表した。
同協会は市町村振興宝くじ(サマージャンボ)の収益金を基金に積み立て、残高は約18億円あった。
福島市の県災害対策本部で会見した瀬戸市長は「緊急資金として4月初めには交付したい」と語った。

宝くじの収益金が義援金に回るのはよいですね。
緊急資金なので、被害額によらず一律1億円だすそうです。
私もサマージャンボは購入していましたが、福島県内では購入していないから、貢献していないかな?

なぜ、サマージャンボの収益金?

ジャンボ宝くじの収益金は、特定の目的の資金とすることが決まっているそうです。

サマージャンボの収益は「市町村振興宝くじ」として、市町村への低利貸付や災害時対応、複数市町村にわたる共同事業への支出などを行っているそうです。
年末ジャンボの収益の一部は「国際交流推進宝くじ」として、国際交流や外国青年招致事業などに支出されているそうです。
グリーンジャンボの収益は「芸術文化振興くじ」や「情報化くじ」となっているそうです。

上の中でサマージャンボのみ全額が「市町村振興宝くじ」となっていて、かなりの額の収益金があります。
目的の一つに災害時対応があるので、スムーズに交付を決められたのでしょう。

収益金のお金の流れは?

今回は、福島県の協会に積み立ててあった部分だけのようです。
それでも、18億円あったので、13億円の支出が出来たようです。
いざという災害の時のために貯めてある資金というのは助かりますね。

公表されている資料を見ると、サマージャンボ+オータムジャンボで21年度は全国分で44億円、各県分で520億円の収益があったそうです。
サマージャンボとオータムジャンボで1000億円超を売り上げているはずなので、その約40%が564億円だったのですね。
520億円の中で、福島県分は福島県内での売上に応じて配分されるはずなので、18億円はまずないでしょう。
他の事業にも支出していたでしょうし、18億円というのは今まで貯めていた額ですね。

他の県でも、貯めている資金があるはずです。
被災地の県は、自らの市町村に配布できるからいいですが、他の県も他県のために支出できるといいですね。
もともと災害時対応用の資金なのだし、困った時はお互い様ということで。


東京都は独自にしかも数回に分けて震災復興クジなんて販売せずに、
大々的に全国規模で賞金スケールを大きくして発売してほしいところです。
収益金10億円を予想しているそうですが、ジャンボなみの賞金額にすればかなり売れると思うのですが。
通常のジャンボの売上が落ちるなんて小さいこと言わないで欲しい。

一攫千金:

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