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震災復興で仙台にカジノ?利点と欠点は?

東日本大震災の復興計画の一つとしてカジノ解禁の案があるそうです。
地域への観光収入に加え、収益金も復興財源とする方針だそうです。
仙台に復興カジノ 超党派が案
東北復興に「カジノ解禁」のススメ(週プレNEWS)

震災前から日本にもカジノをという話しがありました。
今年の2月に私もちょっとした記事にしています。
ちなみに、この記事の最後のカジノ船は、就航するそうです。
が、カジノの設置は今のところ見送るそうです。たんなる旅客船です。

仙台へのカジノの計画

「震災以降、外国人観光客も激減しているし、カジノで観光客回復」だそうです。
長期的な視点があるのか?震災を理由にカジノ作りたいだけでは?

候補場所は、仙台空港近くの工業団地計画地だそうです。
交通アクセスがよく、地元も積極的なようです。
宮城県では、昨年12月9日に県議会の議員40人で「県カジノ・エンターテイメント施設誘致議員連盟」を結成しています。

仙台空港の真横の中坪・荷揚場地区のことかな?

次のこととかいろいろ気になりますが、まだまだ先のことかな。
宮城県以外の被災地への税収の分配は?
税率・利益への課税と他の公営ギャンブル・宝くじとの整合は?
仙台なら外国人のみ対象には出来ないですよね?

カジノのメリットとデメリットは?

カジノは建設時・供用時の雇用と税収が期待できて、
建設費は民間費用なので支出0といいことばかり?

メリット
・カジノからの税収と周辺産業による税収増。
・海外観光客を誘致し、外貨を得られる。(かも。)
・日本人が海外カジノで落とす金を減らせる。(かも。)
・新たな雇用の場の創出。(周辺産業もあり)
・違法賭博の減少。(暴力団の資金源も減少)

デメリット1(賭博一般)
・マネーロンダリングの場ができる(諸外国はどう対応?)
・天下り機関の増加(そのために作るのか??)
・ギャンブル依存症が増える(パチンコの方が…)
・破産者等による社会保障費の増加(パチンコの方が…)
・パチンコへの配慮から、パチンコも同時に合法化かも?
・既存ギャンブルからの税収減(競馬等や宝くじが影響か)
・青少年への悪影響(入場制限できるから問題ない?)
・犯罪の増加と治安の悪化(必勝法詐欺はできるでしょう)

デメリット2(民営賭博による-日本初の合法民営賭博だ)
・カジノ王の誕生?(デメリットかよく分からんが。)
・政界や警察との癒着(ゆちゃく)(パチンコが減ったから?)
・過少申告等による脱税の恐れ
・公正な抽選が行われない恐れ(特定の人に…とか)
・射幸心をあおる商品の出現(最高100億円…実は…)
・経営状況等により換金率が操作される恐れ
 (パチンコは操作してて、ブラックボックス)
・撤退や破綻時の損害はある(建設費0といっても…)

民間企業が経営とのことだけど、どんな企業なんだろう?
外国資本や暴力団関係はダメですよね。

自治体への収入面ではパチンコなんかよりよっぽどいいし、
「カジノを作るなら、パチンコも同時に合法化!」
ではなく、パチンコの規制強化につなげて欲しいものです。
パチンコの経営者の7~9割が在日韓国・朝鮮人というのもちょっと…。
韓国では2006年秋に全面的に廃止されたらしいのに。

—- 7/15 追記 —-
なんだか、いろいろ案が出て来ているようです。
・一部の住民らによる「復興・仙台エアポートリゾート構想」
・日本PFI・PPP協会の「NATORI・仙台エアポートリゾートタウン構想」
・国際観光戦略研究所による構想
どれも、すごい大規模開発ですが、そこまで金をかけて大丈夫なのかなぁ。

沖縄県では「沖縄統合リゾート」として2009年時に約3200億円としていたのを、
カジノ事業1615億円に縮小した報告書を7/12にまとめたそうです。
沖縄より仙台が優先されそうだけど、うまくいくのかなぁ。
ちなみに、「県民の入場は基本的に規制する方針」だそうです。

一攫千金:

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