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ロト6の当せん者像を読み解く

オフィシャルの宝ニュースに平成21年度の当せん者白書がありました。
100万円以上の当せん者1509人ものかたから回答をもらったそうです。

1億円以上の当せん者は?

気になる1億円以上の当せん者は、1.7%とのことなので25人か26人です。

平成21年度に1億円以上はロト6の1等で81口でています。
3人に1人ぐらいがアンケートに答えているのですね。
平成21年度のナンバーズ4ストレート、ミニロト、ロト6で100万円以上の口数に対し、
アンケート回答者の1509人も3分の1ぐらいです。
1億円以上の当せん者はアンケートに答えやすいとか、答えにくいとかはないようです。
早く、アンケートに答える身分になりたいものです。

アンケートの結果は購入者の分布と同じ

ここでは100万円以上の当せん者ということでピックアップされていますが、
標準的な購入者像と同じと思ったほうがよいでしょう。

男性が全体の3/4で、女性が1/4とか、
年齢は60歳以上が多くて、次に50代とか、
職業は会社員が多いとか、
全て、購入者全体にもあてはまることだと思います。

高額当選者に男性が多いわけではなく、購入している人に男性が多いのでしょう。

1回の購入数は?

5通り(27.1%)が多いですが、意外に1口(16.9%)が多かったです。
ここで、11通り以上の人は平均20通りに、その他(3,4,6,7,8,9通り)の人は平均5通りとすると、当せん者の購入枚数は、平均6通り(5.9通り)になります。
(上の設定を常識的な範囲で変えても、平均6通りぐらいです。)

複数通り購入すると当たりやすくなるので、それを考慮して、上の設定で平均値を計算すると、
購入者全体では一人あたり約3通り購入しているようです。

トトビックの販売データを見ると、1枚あたり平均5口弱のようですが、
毎日行っているナンバーズも含めた平均なので、妥当なところでしょう。

したがって、何通り購入だと当たりやすいとかは、全く、ないでしょう。
10通り購入している人は5通りを購入している人の7分の1ぐらいいて、
1通り購入している人は5通り購入している人の3倍ぐらいいるってことですね。

うーん、意外と1口だけって人がやっぱり多いです。

数字の決め方は?

「ひらめき」で数字を決めた人が28%でもっとも多かったです。
「誕生日」、「好きな数字」、「クイックピック」と続きます。

複数回答ですが、「独自の研究」で当たった人は10%だけでした。
ネットに攻略法とかが氾濫しているので、もっと予想数値で購入している人が多いかと思いました。
予想しても、しなくても当たりやすさは同じなんでしょうね。詐欺には気をつけないと。

当選の秘訣を聞いた質問でも、運、継続・忍耐が上位で、「情報収集・研究」は7.6%だけでした。
その数字を選んだ理由の「独自の研究」10%よりも減っています。
やはり、ランダムに抽選される数値を予想しても意味ないですね。
予想ソフトの怪しい実績にだまされてはいけない。

当せん金の使い道

1,000万円以上の当せん者とそれ以外で分けて集計して欲しかったですが、当せん金の使い道です。
1位が「貯蓄」で、同率2位に「借入金の返済」が入っています。

宝くじの当せん金は「散財して身を滅ぼす」とか言われますが、実は皆さん堅実です。
当選直後のアンケートなので、その後も変わらなければいいのですが。

ヒットを出した人とか、株でひと儲けした人は、今後も稼げるという思いもあって散財しがちです。
しかし、二度と期待できない宝くじの高額当せん金で身を滅ぼすほど使うのでしょうか?
思いつきで「会社を辞める」って人も少ない気がします。

定期的に入る収入ほど強いものはないです。
インフレの影響も少ないです。(物価が上がると、給料も上がる ときもある)
死ぬまで上乗せされる厚生年金も捨てたものじゃないです。
(余談だが、年金平均が月20万円って、働いてる俺らの手取りより…)

会社はすぐには辞めないようにしましょうね。
予定外の収入の一部をパーっと使うぐらいにしときましょう。

私は入念な計画?のもと、1億円を当てて会社を辞めるつもりですがね。

一攫千金:

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