3/15に国民生活センターから「当たった詐欺DM」に注意と発表がありました。
「賞金が当たった」という詐欺的なDMに注意!(国民生活センター)
当たった詐欺とは
海外から宝くじなどが当たったというダイレクトメールが突然送られる詐欺です。
最近は、同様な電子メールも増えているようで、知恵袋の質問でよく見ます。
賞金を受け取ろうとコンタクトを取ると、手数料や申込料を取られて逃げられたり、申込に記載したクレジットカードから引き落としが止まらないとか、別の商品を勧められたり、とかで実際には賞金は受け取れません。
かなり昔からある手口ですが、近年減少傾向だったそうです。
それが、2011年度は2月末時点で8306件の相談と、前年の2倍だそうです。
相談した事例が8306件ってすごいですね。2000万円払った人もいるそうです。
60歳以上が契約者の75%以上を占めるそうなので、情報が行き届かないのか。
日本以外でもエアメール詐欺が
先日に紹介しましたが、イギリスでは年2.6億ポンド(340億円)の被害だそうです。
アメリカなどの他の国でも被害があるようで、注意喚起されています。
発送元は中国が多く、アメリカ、オーストラリアなどが多いみたいです。
組織化されて、日本以外も含め大々的にやっているのでしょうね。
郵便物はきれいな印刷物で、ひと目に怪しいと思うような物じゃないです。
ダイレクトメールの製造にもそれなりにお金をかけているのでしょう。
申し込んだ人が犯罪者になることも!
日本国内で海外宝くじを受け取ると、刑法に違反するという見解があります。
申し込んで、本当に海外の宝くじが購入できちゃうと犯罪者になるかも。
実際にはくじ券が届かなくても、くじの権利を買っていたら違法の可能性が。
まぁ、この詐欺で本当に海外の宝くじを買ってるなんてことはないでしょうが。
DMが届いても無視して捨てるのがよいそうです。受取拒否しても意味ないかな。
一度申し込むと、別の業者を含め1日に10通以上もDMが送られる例も。
絶対に申し込まないこと。トラブルあったら、すぐに消費生活センターへ。
開運グッズをめぐるトラブルも急増
2/2には、国民生活センターから開運グッズの相談が増えているとありました。
2011年度は2010年度の2.6倍も相談が寄せられているそうです。
震災があり何かと大変な人が多いので、それを狙った詐欺が増えてるのか?
被災者を狙った詐欺もいろいろとあるようですし、気をつけて欲しいです。
霊能力者とか占い師からのDMもあるようです。だまされる人もいるんですね。