中国史上最高の当選金は450億円!?

中国史上で最高当選金となる5.65億元の当たりが出たとニュースがありました。

2011年8月29日の午前、5億6500万元(約68億円)の巨額な社会福祉宝くじの当選者が、浙江省社会福祉宝くじセンターに現れ、中国の宝くじ史上最高の当選金を受け取りました。また、浙江省の新昌県の老人福祉事業と貧困の子ども救助事業のために、自発的に2000万元(約2億4000万円)を寄付しました。この当選者は中国の宝くじ史上で、最高の当選金額、最高の納税額(1.09億元、約13億1200万円)、最高の公益寄付金など、多くの記録を更新しました。

日本円に直すといくら?

6月にも中国で約1.8億元の高額当選がでています。
そのときの記事に書きましたが、日本と中国は物価が違います。
普通に計算すれば約68億円ですが、1元80円で計算すれば、約450億円です。

まぁ、どっちにしてもイメージがつかないほどすごい金額ですね。
7月にユーロミリオンズで約203億円がでましたが、今回のもすごいです。

当選金には20%の税金がかかるので、約4.5億元の受け取りです。
ただし、今回の当せん者は寄付をしていて、寄付分には税金がかかりません。
寄付0.2億元と税金を引くと、受取額は約4.36億元で50億円以上です。

双色球の概要

今回当たったのは、双色球というロト6に似た福祉宝くじです。
2009年に賞金ルールを変更してから売れ行きが激増しているようです。
中国で最も売れているクジで、2010年は400億元ほど売れたみたい。
日本のロト6(年2000億円)の倍以上が売れているようで、驚きです。

くじのルールは、33の数字から6つ、16の数字から1つの計7つを選びます。
先日に紹介した超級大楽透に似ていますね。
全的中の確率は、1772万1088分の1と、ロト6の3倍ほど当たりにくいです。
1口2元で、全的中だと最高500万元になると各サイトに記載されています。

週に3回も抽選がありますが、1回あたり2億元以上も売れるそうです。
したがって、毎回のように1等が複数口でるみたいです。

期待値は日本とほぼ同じで、売上の50%弱が各等に分配されて賞金とのこと。
ロト6だと1等への配分が少なめなので200円が1億円だと50万倍になります。
こちらは当たりにくさが3倍なのに、賞金が250万倍とお得そうです。
実は1等への配分が多く、その他の等への配分が少ないからのようです。

1等は常にキャリーオーバーがあり、totoBIGと同じような状態みたいです。

今回の賞金は最高500万元の113倍もの賞金です。なんででしょう?
同番号の複数口購入ですが、複式票という買い方だと更に賞金アップらしい?
中国語サイトを機械翻訳してもよく分かりませんが、売上の1%と未換金額がプールされていくようです。
そこからも賞金がでるために今回の金額になったような気がします。

的中した人は、200元分を買って3枚が当たったと書かれた記事がありました。
1枚あたりが40口分とかに該当する買い方なんでしょうか?
複式票が6+2と書かれたページもあって、更に何かが当たると高額なのかな?

日本の宝くじも、未換金分や切捨て分を賞金の特別加算にするとかしないかな。
中国のくじの抽選は怪しいという声も聞きますが、どうなんでしょう。

※海外業者代行を含め、海外の宝くじ購入は、法律で禁じられています。

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